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全国で相次ぐ「ルーフィー」らによる強盗殺人・強盗事件

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公開日:2023.01.30

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全国で相次ぐ「ルーフィー」らによる強盗殺人・強盗事件


全国で相次ぐ強盗・強盗殺人事件について


東京狛江市での強盗殺人事件等、全国での強盗事件が相次いでいます。 すすきので客引きをしていた人物が指示役であるとの報道も流れており、北海道の皆様もご不安に感じていらっしゃるのではないかと思います。

在宅時をあえて狙っての強盗や強盗殺人事件というは、昔から頻発しており、「資産家リスト」や詐欺等の「カモリスト」というのも、私が検事をしていた約20年前から既に存在し、売買取引されていました。 私も、検事時代からこのような凶悪犯罪の被害者やご遺族に触れていたため、これは職業病ですが、強盗などに押し入られる事態の方がむしろ普通であるとの感覚になり、家中の窓に、割ろうとしたときの振動で大音量が鳴るブザーを取り付けたり、家の中にセンサーを付けて人の動きに反応すると携帯に映像が転送されるものを取り付けたりした時期もありました。

音や光などによる威嚇や防犯対策が講じられていること事態の認識が、その家を回避して他の家を選択するという意味では一定の防犯効果があることは間違いないものの、それでも押し入られてしまったら、刃物を持っている強盗犯と格闘する以外、なされるがままで防ぎようがなく、ご高齢者宅や女性宅が狙われた場合はもちろん、男性がいても、刃物等の凶器を持った複数の男性が相手では、どうしようもありません。振動を察知すると大音量で鳴る性能を備えたドア自体の販売が急激に伸びているとの報道もあり、そのような対策はあり得るとしても、スタンガンや催涙スプレー、、実際には、効果を発揮していない事案も多数目にしてきました。

店舗での購入履歴やクレジットカード作成申込時の記入情報、賃貸借契約申込時や保証審査、ローン審査時の提出書類、納税者情報、預貯金情報、所得や家族構成等の情報があらゆるところから漏洩してリストが出回ること自体も、防ぎようのない事態ですので、今起きているような一連の強盗事件から身を守るために私たちにできることは、家に大金等を置いておかないということがまず大切ですし、「アポ電」と言って、特に高齢者を相手に犯人たちは事前に官公庁や役所等を装って電話をかけて個人情報を聞き出してから犯行に及ぶことも多いので、知らない人とは決して電話で話さず、常に疑いを持つということがとても重要だと思います。SNSも、犯人たちにとっては格好の情報収集の場ですので、資産の存在や豪勢な生活をひけらかすようなことも、狙ってくださいと言っているようなものですので、控えるべきだと思います。

一軒家や、マンションの1,2階、最上階(屋上からロープを伝って窓から侵入した強盗殺人事件を検事時代に捜査したことがありますが、最上階だから侵入されることはないと軽信して窓を開けており、そこから侵入される被害は実は多いです)は要注意で、マンションのそれ以外の階に居住の方も、訪問者への対応時や帰宅時に部屋の前までつけられてしまうタイミング等には注意が必要です。

当事務所は、検事出身の弁護士が代表を務めており、強盗や窃盗の被害に遭われた被害者の方のご支援のほか、犯罪を犯した側の弁護対応はもちろんのこと、被害発生を未然に防ぐための防犯対策のご助言や、ご不安や緊急事態発生時の保護対応等についても、個人顧問等のご契約により対応しております。

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ご自身のみならず、ご両親、お子様等の安全確保のためにご心配されている場合には、どうぞお気軽にご相談ください。