発信者情報開示請求をする場合、費用はどの程度かかりますか?
弁護士からの回答
第1段階の際の仮処分の際に着手金33万円(税込)と実費数千円が掛かります。実費については、削除請求の項目をご参照下さい。IPアドレス等が開示された場合には、報酬金として22万円(税込)が掛かります。
次に、第2段階の訴訟の際、着手金として33万円(税込)が掛かります。また、発信者情報の開示がなされた時点で報酬金として22万円(税込)が掛かります。
第2段階訴訟の前に、ISPに対し発信者情報消去禁止仮処分を行う必要がある場合には、別途着手金として、16万5000円(税込)かかります(発信者情報消去禁止仮処分に関する報酬金は発生しません)。
なお、第1段階において、仮処分命令が発令される際に担保金が別途必要です。削除請求の場合担保金の相場は30万円でしたが、発信者情報開示の場合は10万円が相場です。