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AVマーケット サイト運営者の起訴報道 ~利用者の自首ないし任意出頭について~

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公開日:2020.09.17

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AVマーケット サイト運営者の起訴報道 ~利用者の自首ないし任意出頭について~


サイト運営者3名が、児童ポルノ法では不起訴処分となったものの、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪で起訴されたとの報道がありました。

愛知県警が既に約2万人分の会員名簿やパソコンなどを押収しているとのことで、今から申告しても、自首に該当しない可能性もありますが、まだ購入者として把握されていない場合には、自首に該当することになります。仮に、自首に該当しなくても、捜査機関から出頭を求められる前に任意に出頭したということになれば、一つの良い情状として扱われることに変わりはありません。

当事務所の札幌オフィスには、既に多数の利用者の方からの相談が寄せられ、弁護士同行による自首を行っています。 自首をした方に対しては、警察も、丁寧に対応してくれています。 単純所持のみで逮捕される可能性はかなり低いですが、捜査の動きを待っているだけでは、逮捕はされないとしても、令状を取得して自宅を捜索・差し押さえされる可能性はもちろんあり、それが人に知れてしまう可能性もあると思います。 やってしまったことは、仕方がありませんので、逃げるという選択をするのではなく、きちんと正面から、正しい行動を取りたいという方には、自首を勧めています。 物理的破壊をしたほうがよいなどという弁護士の記事が出ているとの話も聞き、大変に驚きましたが、ここでのコメントは差し控えます。 様々な情報がネット上を飛び交っているようですので、正しい情報を責任を持って、当事務所ではご説明させていただきます。

今後できることとしては、自首や、これらの犯罪の何が悪いことなのかをきちんと理解し、再犯防止計画を立てること(特に年少者に対する強い性癖をご自覚され、治療をして再犯を防止したいとお考えの方には、専門の医療機関のご紹介も検討させていただきます)、贖罪寄付、検察への陳情などがあります。

やれる限りのことをアドバイスさせていただきますので、自首や任意出頭などをお考えの方は、お早めにご相談ください。