フランチャイズチェーン店への加盟を希望しているのですが、 加盟交渉、手続のプロセスの中でどのようなことに気をつければよいでしょうか?
弁護士からの回答
加盟に至る手続は、加盟説明会や個別説明を経て、加盟希望者が加盟希望の意思を表示すれば、 店舗候補物件の診断(「立地診断」などと言います。)などが行われます。
その後、フランチャイザーと契約条件を詰めて契約書を交わします。
その際に、フランチャイザーから、パンフレット、法定開示書面、立地診断報告書などといった資料が 交付されるというのが一般的な流れです。
まずはこの流れを頭に入れ、交付されるべき書面が交付されているかどうかや、 交付された書面、契約書に不平等、不合理な記載がないかといった点をよく確認するべきです。
フランチャイザーのペースで手続を進めず、自分自身が1つ1つの手続、資料の意味を理解してから進めることが重要です (契約書の内容に疑義があれば弁護士に確認を求めるのも1つの方法です)。